震災から2年
みなさま、こんばんは。
KTUカウンセリングルーム です。
やっと仕事が落ち着いたので、書かせていただきたいと思います。
東日本大震災から、今日で2年となりました。
あらためて亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災者の皆さまにお見舞いを申し上げます。
私はその日、別の医療機関で仕事をしていました。
地震が起きたときは、とにかく頭が真っ白になり、目の前の本棚が倒れないよう、おさえることでいっぱいいっぱいでした。
そのあと、スタッフとTVをつけ、地震の大きさや被害状況を確認し、患者さんへの対応を行いました。
もちろん、その日は電車が止まっていて帰れず・・・。夜中に近くの学校が避難所として開いたため、そこで暖を取らせていただきました。
しかしあの日、私は携帯を家に忘れてしまったため、誰とも連絡が取れず、非常に困ったことを覚えています。
携帯を忘れるなんて、社会人になって初めてのことです。
今では、何か意味があったのではと思っています。
近くの公衆電話を探し、やっと見つけたと思ったら行列。
携帯もつながらなかったようですね。
寒い中行列に並び、やっとの思いで家族に連絡することができました。そして、朝方家に帰ったら、姿鏡が倒れてガラスの破片が当たり一面に飛び散っていました。
いろいろと大変だったし、つらかったですが、被災地の人はもっともっとつらい思いや大変な思いをしたのだと深く思っております。
その後2年間、私も微力ながら支援を行いましたが、本当に少しでしかありません。
そんな自分に情けなさも感じますが、被災地の方々も笑顔を絶やさず、必死に頑張っていらっしゃるので、
私も微力だろうが何だろうが、お力になれることや自分の仕事を精一杯やっていこうと改めて思い知らされました。
今日は、患者さんとも震災の話をすることが多く、様々な感情や思いを抱いた日でした。
また明日から、私たちも一歩ずつ前に進もうと思います。
KTUカウンセリングルーム